なんとなくエドモントニアン
マックマスター美術館での展示作業が比較的スムーズに進んだので、レンタカーでナイアガラまで出かけてみることに。
ナイアガラは、ハミルトンから東へ高速を飛ばしておよそ1時間程という、ここまで来たなら時間があるのに見に行かないなんてあり得ない距離。
幸いにも今年のカナダの冬は温暖で、エドモントンのみならずハミルトンも0度以上と割と過ごし易いので、滝も凍っていなかった。
カナダ在住11年目で、初めて見るナイアガラの滝。
ナイアガラの滝は、エリー湖からオンタリオ湖に流れるナイアガラ川、カナダとアメリカの国境に ある。
カナダ側の滝。こちらの方がダイナミックです。
そして、向こうに見えるのがアメリカ側の滝。
湖沼やダムアルバート滝
アメリカの滝も、アメリカ側から見物出来るように工夫されている。
しかし、至近距離には行けなくても、カナダ側からの方が滝全体が良く見える。
激しく水しぶきを上げるカナダ側のナイアガラの滝。
しぶきで滝自体があまり良く見えない。
それから、滝を外から見る以外、岩壁の下に入って滝の裏を見ることが出来るツアーもある。
ただし冬場は滝壺付近を望む展望台は閉まっており、その代わりに見学料が半額。
夏場は24ドル以上とちょっとお高めだけれど、めったに出来ない体験として、入ってみる価値あり。
岩壁の中のトンネル。夏は人ごみなんでしょうね、きっと。
トンネルから、滝の裏側を望むこと� �出来る穴がいくつかある。
ただ白いだけに見えるが、滝の裏側です。
彼らは北アメリカの草原、どこに位置しています
この写真の右下にある展望台は、冬場は建物の中のみで外に出ることが出来ない。
外は凍って滑り易く危険、ということでしょうね。夏はレインコートの様なものを貸してくれるらしい。
で、展望台にある建物の中から滝を見上げた様子。
建物といっても、窓ガラスがあるわけではないので、カメラも私も結構濡れました。
ズームレンズで、滝壺至近距離。
ところで、こちらナイアガラの滝を上空からみた写真(ウィキペディアより)ですが、
カナダ側のカーブした滝は、1年間でおよそ30cmずつ浸食されているということで、トンネル内にパネルがあったが、50年でも結構後退している。
こ こが観光地となってからもかなり形が変わって来ているようなので、また50年もすれば大分違う形になるはず。今は繋がっているけれど、島がいくつかあるので、沢山の滝になりそうですね、島が崩れなければ。
最後に、ナイアガラの滝をちょっと高台から望む。
"ナイアガラの滝、ワイナリー"
初めてのナイアガラの滝、滝はとてもダイナミックで見に行けて本当に良かった。
観光シーズンではないため、観光客の数も少なく空いていたのもグッド。通常の冬と比べて温暖であったというのもラッキーだった。
しかし、ナイアガラの街はちょっとがっかり。滝を見る以外にすることが無いというのは分かりますが、カジノホテルしか無い様な街で、なんとなく安っぽく錆びれたラスベガスという感じ(ラスベガスへ行ったことがある人の談による)。
観光シーズンではないので、ひっそり。滝の近くはレストランも全て閉まっていて不便。
ナイアガラに来る人達は、トロントに滞在してツアーバスで来ることが多いのでしょうけれど、トロ ントよりもずっと近いハミルトンへ滞在し、レンタカーで行くのがお勧めです。ハミルトンからバスも出ているらしい。
しかしハミルトン、ナイアガラがこんなに近いんだし、本当はもっと観光で街再開発とか出来そうなのに、なんだかそんな気合いも感じません。冬だからでしょうか? 夏場はもっと宣伝しているんでしょうか?? 古い建物や家並みが本当に奇麗なんだし、ナイアガラの街なんかに滞在するよりは余程良いと思うのに...。
ハミルトンからは、古い重工業地帯の風景を見ながらナイアガラへ向かう、というのも面白いものです。
ナイアガラの滝では、最近若い日本人女性が写真撮影しようとして、岩壁近くで足を滑らせて落ちてしまったというニュースを聞きました。その後彼女がどうなったのか、亡くなったのかわからないのですが、今回見ていても、手摺に登って記念撮影する人はやはり多いです。
大丈夫そうに見えても、フッと間違えて落ちてしまうこともあるので、手摺の上に乗ったり乗り越えたりしての記念撮影はしないようにしましょう!
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