横井のさんかくらいふ:
コスタリカ、グアテマラと回ってきまして、今はトランジット先のダラスのホテルで書いています。最終日はグアテマラの買付対象のカッピングがありましたが、フライトスケジュールの関係から、丸山珈琲の丸山さんにお任せし帰国の途につきました。
では、コスタリカ2日目の午後から、セントラルバリーのマイクロミルを回りましたので、お伝えします。
せっかくの機会でしたので、コスタリカのコーヒーと私たちとの関わり合いを紐解くべく、少し調べて見ましたところ、色々と想い出されたことがありました。
コスタリカ独自の国際品評会(コセチャ・デ・オロ)から、カップ・オブ・エクセレンス開催へと発展していった背景にはメガミルからマイクロミルへの発展的な増加にあります。
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この日の午前中、カッピングを終えた私たちは、ブルマス農園のファン・ラモンさんの運転でセントラルバリーのいくつかのミルを回りました。通り雨の後だったこともあって空気がとっても澄んでいました。サンホセの町が見渡せます。
どのように多くの人がアウシュヴィッツでガス処刑された
タラス地区のラ・リアの農園主、ルイスさん曰く、去年の12月19日以来、まとまった雨がないこと、例年に比べ収穫時期の気温が低くく、収穫が遅れたことなど状況をお聞きしましたが、その結果、カッピングを通して感じたのは、今年のコスタリカはとても甘い!ということです。楽しみですね!
前段でご説明したコスタリカの国際品評会、コセチャ・デ・オロで私たちは、2005年チャンピオン、ロシナンテ、2006年はお馴染みのブルマスの落札に遡ります。
コスタリカコーヒーの品質の向上こそ、このマイクロミルにあるのではないでしょうか。マイクロミルは技術の粋を結集...むしろ、私は「芸術」に匹敵するのではないかと、今回の旅路を通して強く感じました。
エクシクルーシブコーヒーのフランシスコ・メナさんのプレゼンがとてもわかりやすかったので抜粋してお伝えします。
透明性とトレイサビリティにより、 コーヒーコミュニティに変化をもたらしてくれる。つまり、農園とミルとで知識を共有することが完璧なカップにつながり、結果としてコミュニティや家族を裕福にしてくれる。
訪問シカゴのヒントは、私はどのような領域にとどまるべきか?
特に年間90日しかない収穫時、ピッカーの役割はとても大切。つまり、彼らが真赤な実を収穫し、ちゃんと生産処理しない限り、よいカップにつながらないので、よい仕事をする人には安定た収入を保障しなければならない。
ドライミルに対しても様々な指導を通し、収穫期の資金繰りに銀行からお金を借りやすくするような道筋を整えている。
これまで体験した様々なコスタリカコーヒーと実際に訪れて感じたこと、ワールド・バリスタ・チャンピオンシップにおけるマイクロミルロットの活躍を踏まえ、コスタリカのマイクロミルの取り組みはスペシャルティコーヒーに大きなうねりと可能性をもたらしたのではないでしょうか。
前置きが長くなりましたが、今回訪問したセントラルバリーのマイクロミルの中からいくつかご紹介します。
◎ ブ ル マ ス ◎
オーナーはお馴染みのファン・ラモンさん。農学博士ということもあり、コーヒーに関するさまざまな研究が細部にわたり、なされています。
コーヒー豆の中の糖度を上げる特別な生産方法を行っており、ハニーコーヒーと呼ばれています。
蒸気船の仕事はどのようにしますか?
ハニーコーヒーとは、生産方法の名称で、外皮と果肉を除去した後に、豆に付着している粘液質(ムスラージ)を付けたまま乾燥させる事により、豆の中に甘みが浸透するといわれており、ムスラージの除去の割合により、レッドハニー、イエローハニーなどと呼ばれています。
生産者、農学博士という立場とエクスクルーシブコーヒーの役員としてコスタリカのマイクロミルの発展にご尽力されいます。
手タレは丸山さん
レッド・ハニー
アフリカンベッド
ウエットミル
◎ ハ ル デ ィ ン ◎
標高1600に位置するマイクロミル。オーナーはカロリ・ツビンディンさん。とても手入れが行き届いたマイクロミルでした。カップも良好で好感が持てました。今後ますますの品質向上が期待できると思います。
この日最後の訪問先だったので、ミルと農園を回っているうちにすっかり黄昏れて素敵な夕焼けを見ることができました。
去年のブラジルに引き続き、コスタリカでもシルエット・ロマンスの唱和が行われました。(笑)
次回は、ウエストバリーのミル回ってきた様子をお伝えします。いやぁ〜感激しましたよ....涙は堪えましたけど(笑)おっと、出発の時間が近づいています。準備をせねば。ではまた!
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