朝食後、ホテルに来たピックアップの車に乗り込み、ヘリコプターでの観光に出掛ける。ヘリに乗り込んですぐに水煙が見え始め、じきに滝へ到着。上空から見下ろす幅1.7kmの滝は圧巻以外のなにものでもない。そもそもナイヤガラの滝(幅1km)よりも、こちらの方がでかいし、イグアスの滝(幅2.7km)と違ってこちらは一直線なのだ。滝の下流はジグザグに川が曲がっており、太古から現在にかけ滝が後退していった痕跡がよくわかる。僅か15分の空の旅ではあったが、自然のスケールに度肝を抜かれた。
そこからピックアップの車で、直接タウンまで送ってもらう。街は交差点のまわりに店が固まっている程度で、本当に小� ��模だ。ここから歩いて国立公園地区まで向かうことにした。ザンベジ川はジンバブエとザンビアの国境になっており、この日はジンバブエ側の観光である。タウンを抜けて歩いてゆくと、道端でイボイノシシの家族が草を食べているところを見かけた。このあたりは原野になっていて、時々野良象が歩くと聞いていたので、おっかなびっくり歩く。なんとか15分ほどで国立公園の入口に到着した。
どのくらいのマーシャルプランの援助は、ベトナムでフランスに行きました?
国立公園内はきれいな小道がついており、迷うことなく滝のビューポイントに行くことが出来る。滝から水が谷に向かって落ちていくところを対岸から見下ろす格好で眺めるため、容赦なく水飛沫がかかる。きっと、ザンベジ川の水を随分飲んでしまったに違いない。ビューポイントはいくつもあり、ゆっくり歩くと半日くらいはかかる。気温が30度ほどあるため、水は必需品だ。最も奥の部分、即ちザンビアの対岸は、その名も「Danger Point」といい、岩場で柵が無い。日本では考えられないが、落ちたら間違いなく命はない。ただ滝壷を見下ろすと虹がかかっていて、怖いけれども奇麗だ。
リチャードのようにライオンを見て何をしました
昼食をホテルで頂いて、暫く休憩した後、夕方は象乗りサファリへと向かった。車で一時間弱もかかる森の奥地に連れて行かれ、疲れるものの期待は高まる。現地に到着し、さっそく象乗り開始だ。実は象にはタイで乗ったことがあるのだが、このときは象の背中に椅子が付いていて、そこに乗り込むような形になっていた。今回も同じようなものを想像していたのだが、なんと乗る場所は馬の鞍みたいな感じになっていて、椅子はなく直接乗るようになっていた。さすがはアフリカである。私の乗った象はルンディという17歳の牝で、御者さんの落とした手鉤を拾うなど、結構賢い。その一方で家内の乗った象(エミリ)は、途中で泥浴びするなど 結構やんちゃだった。どうしていつもこうなるのか・・・。途中、肉食獣こそ見られなかったものの、ウォーターバックやイボイノシシ、カバなどが見られた。それらが象の背中から見られたことが何よりうれしい。
小一時間の象乗りサファリは、森、原野、湖と色々なところを歩いてくれた。乗り終えた後、今まで乗せてくれた象の餌付けをすることになり、餌として豆をあげたところ、やっぱり鼻で吸いとって食べていた。やっぱり象の鼻は掃除機である。
名前の変更を通知するために誰
初日から随分遊んでしまい、疲れが出たのだろう。夕方ホテルに着いたとたん、ベッドに倒れ込んでしまった。夕食まで一休みのつもりだったのだが、気がついたらなんと夜10時頃。既にレストランは閉まっており、仕方なく元旦の夕食は「赤いきつね」となった。
1月2日 ビクトリアフォールズ滞在(気球、ラフティング)
昨日国立公園を歩いてしまったので、何をしようかという話になったが、首尾よく午後のラフティングが予約できた。そこで、午前中は気球に乗りに行くことにした。
気球は街の外れにあり、またその場に係留されているので、昨日ほど滝の近くに行くことは出来ない。とはいえ再び滝の全景を空から眺められた� �で良かったと思う。朝一番だったらしく、20名ほどは乗れそうなところ乗客は僅か5名だった。気球乗り場のまわりは露店になっていて、高さ2mほどもあるキリンの置物なんかが売ってあった。(一体誰が買うのだろうか・・・)
タウンの中心にある事務所に11時に集合し、ラフティングへと出掛ける。これは滝より下流のザンベジ川を下るのだが、ここはイギリスにあるラフティング協会がレベル5にランクしている、世界でも有数の激流である。(レベル6はラフティング不可!)。まずは灼熱の中100mくらいの崖を降りるが、それだけで汗が噴き出す。川のほとりについた時には、午前中から乗っていた人に「もう疲れたのか」といわれてしまった。身体を冷やすべく、ザンベジ川に入って泳いでみたが、暑い中なので本当に気持ちいい。
そこで昼食をとった後、ついにゴムボートに乗り込むことになった。ラフティング初体験でおっかなびっくりの我々にお構いなく、いきなりオールを持つことになり、一番� ��れの激しい部分へと船は容赦なく進められてしまうのだ。水が渦巻いている部分を通る時、我々はオールを持って漕ぎつづけなければならない。ひどい時は視野が全部「波」である。水も沢山かぶり、またザンベジ川の水を飲むこととなる。最初は怖かったが、途中から、実は漕いでいる方がバランスが取れることに気がついた。そのため、途中からは恐怖心よりも闘争心や楽しさの方が凌駕するようになった。最後の方は、立ったまま激流を下ることすらあった。
というわけで気持ちいいラフティングだったのだが、終わってから100mほど崖を登るのは本気で辛かった。まるでバブーンのような歩き方だねと酷評されてしまった。ゴムボートは地元の子供たちが運んでくれたのだが。。。
夕食は、街のイタリアンレストランで、結構普通のパスタだった。
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