2012年3月14日水曜日

 ヴィーテ・イタリア  ピエモンテツアー 2005

  

  ここまでやるか!?

 ピエモンテの食とワイン
 を極める旅!! No.2

   12月3日(土) 出発    12月11日(日) 帰国
  (7泊9日   最低催行人数 6名 )

  ミシュラン☆付きリストランテ&白トリュフディナー
  ワイン、お料理、宿泊、すべて込み

   ツインルーム(お二人一部屋)   ¥330.000
   シングルルーム(お一人一部屋) ¥360.000
   今なぜピエモンテなのか?

   イタリアワインの産地はかず限りなく存在すれど、なぜピエモンテに集中する
   旅行を僕が企画したのかを少しお話いたします。

   僕は、今までそれほど多くのワイナリーを訪問したことはありません。
    おそらく50もないでしょう。

   訪問した地方もイタリア全20州のうち、限られた州のみです。

   アオスタ州、リグーリア州、ロンバルディア州、エミリア・ロマーニャ州、マルケ州
   モリーゼ州 ・・・・・改めて数えてみると意外にワイナリー訪問をしていない州が
   多いのです(^^;)

   また訪問した州においても行ったワイナリーの数は決して多いとはいえないで
   しょうし、本来ならもっと足繁く通うべきですし、通いたいと思っています。

   やはりイタリアワインを知り、深め、更に楽しんでいくためには現地のワイナリー
   を訪れ、畑を見て回り、そしてワイン作りに携わる人と言葉を交わすことが大切
   ですし、そうしない限り表面的� �イタリアワインを皆さんにご紹介することになって
   しまいます。

   ただ、ワインの数と同様、ワイナリーの数も星の数ほどあるイタリアですから全部を
   観て周ることは不可能ですし、自分自身で「ここ!」と決めたところを深めていくこと
   はとても重要なことですし、地方文化の坩堝としてのイタリアワインを知る上で不可欠
   なことです。

   ならば、どの地方を深めるか?

   そこで登場するのがピエモンテ地方です。

   僕が過去、この地を訪問したのはたったの3回だけです。その中で視察した
   ワイナリーや出合った人たちの姿を見ていて、ワインと日常生活の密接なつながり
   や強い愛情、また歴史や家族との絆、あるいは土着性の個性� �強さを、そして
   人間的な魅力・・・すべてを感じて、自分自身の個性の相性と照らし合わせて
   選んだのがピエモンテ地方です。


トラップファミリーロッジがあり、有名なfoundresている人?

   もちろん、ピエモンテの個性を際立たせるためにはシチリアもトスカーナも
   バジリカータにも登場してもらわないといけないのですが、ピエモンテの独自性を
   明確に感じ、そしてのそのバラエティーの豊かさを同時に知っていかない限り
   イタリアワインの奥深さやワイン文化そのものの強靭さが現われてこないでしょう。

   今回特に皆さんにご紹介したいと思っているのは、ピエモンテ州アスティ県
   カネッリののアグリトゥリズモ「ルペルトゥル」のオーナーでありシェフである
   ジョルジョ・チリオさん、その人です。

   今年の冬に来日されたときに数時間お話す� ��機会があり、その人間的迫力
   スケールのでかさと口数の多さ(!!)、そして自らの故郷であるピエモンテの
   食を知り尽くし、しかもイタリアや世界中を旅して周った豊富な人生経験に裏打ち
   された魅力を感じ、とても好感を持ちました。

   是非、あなたにご紹介したい!!

   今回の旅を勧めるに当たってはもちろん彼のアグリトゥリズモに長期滞在し、彼の
   アドバイス、提案を元に旅行プランを作成しています。

   そして現段階でも知られざるピエモンテの世界が目の前に現われようとしています!

   イタリアには我々の知らない世界がまだまだある!!

   比較的日本でも紹介される機会が増えたピエモンテ地方の食文化ですが
   それは� �くまで「名前」でありテレビから流される「情報」でしかないでしょう。

   本当のピエモンテ・・・・イタリアワイン界の中でもっともワイン文化、ワイン作りに
   敏感で繊細な感性を持つ土地柄、を感じるには、ピエモンテのブドウ畑に立ち
   その空気と人間に触れ、言葉に耳を傾け、輸送という暴力を受けていないワインに
   触れる以外にありません。

   最後に、今回5日間という長期滞在を実現するアグリトゥリズモ「ルペストゥル」の
   ジョルジョさんが僕に語った言葉を紹介しましょう。

   いいかい、南アフリカの生産者の数を知ってるかい?

   300だ。

   じゃー、ピエモンテは?

   僕の街カネッリのあるアスティ県だ� �でも1500はあるね。

   お隣のクネオ県(ランゲ、ロエロ)なら4800もある。

   これ、何を物語ってると思う?

   それだけ、小さな生産者が個性あるワインを造れる
   ヴァラエティーに富んだ土壌をピエモンテが有している
   ってことだよ。

   複雑に入り組んだ丘陵地の上り下りがそこにしか
   ないような土壌、そして微気候を生んでいるだよ。

   僕はオーストラリアにも行ったけど、ある生産者なんかは、
   4列に仕立てられたブドウの木が延々6キロも続いてる
   んだぜ。それも同じブドウ品種。

   灌漑だって当然ある。

   ピエモンテはそういうことの必要ない土壌なんだ。


いいとマルセイユ、フランスの間の距離は何ですか

   つまり、1000年以上農民たちがこの土地で
   農産物を作っている。

   土が野菜やブドウを生み続ける土質になってる。
   肥料の必要のない土壌だよ。

   つまり、人間と自然とが長い年月をかけて食物を
   生み続けることのできる土壌にするためにお互い
   トレーニングを繰り返してきた、と考えることができる。

   ニューワールドはピエモンテの対極にある風景
   だろうね。土がトレーニングされていない。

   歴史がない・・・これでは生産のためのありとあらゆる
   現代的、化学的なアプローチをせざるを得ないんだ。

                             ジョルジョ・チリオ

  ジョルジョさんのRUPESTR(ルペストゥル)のホームページ

  僕は、このジョルジョさんの言うピエモンテをしっかりと感じてみたいと思う。

  あなたとともにピエモンテのディープな世界に浸りたいと思います。

  いっしょに行きましょう!!ピエモンテへ!!!

   ピエモンテツアー2005には、こんなイベントが満載!!

  1.  北ピエモンテのゲンメ、ガッティナーラのワイナリー訪問

     バローロ、バルバレスコだけがピエモンテワインではもちろんありません。
     同じネッビオーロ種のワインでも北部には、まだ個性的なワインが
     ゴロゴロしています。現地ではスパンナと呼ばれるネッビオーロのもう
     一つの魅力を探して北を目指しましょう!そこは、ヨーロッパ1のお米所
     でもあるのです!!

  2.  タレッジョ工房見学

    イタリア屈指のウォッシュタイプのチーズ。それがタレッジョです。
    表皮が美しいオレンジ色で、香りは結構ヤバイ系。このヤバイ系の
    香りと口に入れたときの滑らかでクリーミーな舌触りとミルキーな香りの
    コントラストがいかにも素敵なタレッジョ!是非この造りのプロセスを見て
    見たいものです!

  3.   トリノ市内、世界遺産サヴォイア王宮等観光 

    食のツアーを100%お届けするのも良いかもしれませんが。つまるところ
    我々は美しいものに触れたいだけなのです。そして、それは食やワインだけ
    ではなく、美術や建築にいたるすべてのイタリアの美であっても良いと思い
    ます。サヴォイア王家の宮廷を散歩してイタリアリソルジメントの中心的存在
    になった王家の足跡をたどり、美を堪能しましょう。


トップ10の観光スポットイギリス

  4.  バローロ&バルバレスコワイナリー訪問 

    ワインの王、王のワイン・・・バローロにはそんな表現が似合います。そして
    繊細さではバローロも叶わないバルバレスコ。このイタリア2大ワインの
    優良生産者を訪ね、その魅力をたっぷりと味わいましょう!!ワイナリーは
    検討中です。魅力溢れるランゲのブドウ畑を歩けば、それだけで心に深い
    ワインの思い出を刻み込めます。

  5.  ドルチェット、バルベーラ、モスカートワイナリー訪問

    ピエモンテワインの魅力は、何もバローロ、バルバレスコだけではありません!
    むしろその後ろに控えたブドウ品種の個性が燦然と輝き、かつブドウ耕作人
    たちが大切に一つ一つの文化を大切にしていることがピエモンテの魅力なの
    です。ドルチェットの気軽さとフレンドリーさ、バルベーラのヴァリエーション、   
    そしてモスカートの何ともいえないチャーミングさ!これを感じることはバローロ
    に触れることよりも尊いことかもしれません!!

  6.   ピエモンテチーズ、テイスティングセミナー

     アグリトゥリズモのジョルジョ・チリオ氏に特別に依頼してセッティングして
     もらうチーズのテイスティング会です。残念ながらピエモンテのチーズは
     極々わずかしか日本に輸入されていません。その数あるチーズの中から
     チリオ氏にセレクトいただき、ピエモンテならではの世界に浸りたいと思い
     ます!!

  7.   白トリュフディナー

     フフフ・・・・・これは「媚薬」です!
     これ、一回味わってしまったらもうどうしようもなくなりますよ。あなた
     本当にいいんですね?嵌ってしまっても・・・・・(^^;)
     嗅覚的誘惑に抗うことが出来ず、やっぱり企画してしまいました。栄養学
     的には何の価値もないキノコなんですけど・・・・。

  8.   アックイ・テルメで温泉浴!!

     これもアグリトゥリズモのジョルジョ氏超オススメの温泉浴です。
     地元でも有数の温泉で、冬のピエモンテの情緒を味わってみたいです。
     水着をご用意下さい。

  9.   ガヴィ ワイナリー訪問


     ピエモンテ白ワインの代表格ですね。
     南東部のアレッサンドリア県に広がるコルテーゼの都を是非訪ね
     ガヴィワインの現実をしっかりと見てみたいと思います。

  10.  アグリトゥリズモで料理講習会

     どこまで実演的な講習が可能かは現在探っておりますがジョルジョ氏は
     ディナーの際にその料理のバックボーンについてはくどいくらいの(!)説明を
     加えてくれるはずです。ジョルジョさんと過ごす夜のことを考えるだけでも
     ワクワクしてきます。他のお客様との兼ね合いがありますので現段階では
     まだ未定ですが、ピエモンテ料理の実演講習会は前向きに検討中です!


  11.   ミシュラン☆付きレストランで豪華ディナー!!
   
      ジョルジョ氏の料理はピエモンテの歴史、伝統に忠実な料理で、しかも
     アグリトゥリズモも素朴さを基調とした雰囲気です。やはり、一度はリッチな
     気分で、ちょっと良い格好をして気分を変えて食事がしてみたいものです。
     だって、ピエモンテってミシュラン星付きレストランがイタリアで一番多い州
     ですから、頂点にあるべきレストランの料理やサービス、また全体的な雰囲気
     を見るのは当然のことです!場所は決定でき次第お知らせします!

   お申し込みは、お問い合わせはヴィーテ・イタリア事務局まで → � �ちら

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