誰がリアルト橋を建てた?
ロンドン奮闘後。~日本での日々~
ベネチアは世界遺産です。1年の始まりである元旦をイタリアのロマンティックな世界遺産ベネチアで過ごすことができるなんて幸せです、、、いよいよベネチア上陸!!元旦に旅行しても開いていないんじゃないかって旅行者は不安になると思いますがベネチアはその限りではありません。レストランもカフェもお土産さんも通常通りオープンしていました。これぞベネチア。仮面舞踏会用の仮面がいたる所に
ハギーだけは初めてのベネチアなので大興奮です
私たちは余裕で散歩気分
ベネチアの中心サンマルコ広場に近づいてきました。大理石の柱廊で囲まれた壮麗な空間を、ナポレオンは「世界で最も美しい客間」と称えたそうです。ベネチア観光の起点でドゥカーレ宮殿やサンマルコ寺院などこの広場はベネチアでも一番水位が低い場所にあるので以前来た時は水没してた。本日は大丈夫です
左から高さ96.8mの鐘楼、正面にサンマルコ寺院、右はかつて海上交易で栄えたベネツィア共和国総督の居城であったドゥカーレ宮殿です
ベネチアは元々は湿地帯で人の住める場所ではありませんでしたが6世紀頃にゲルマン人のイタリア本土への侵攻によりイタリア本土から逃げ延びた人々が街を作りました。その後、商業面で発展し1000年間の長きに渡り共和制が続いたことは世界史的偉業とされています
ハギーの赤いコートは込んで居る時、目印になってまことに良い
コートをたくさん持っている貴野ですが寒いときはいつも「青島コート」になってしまう
サンマルコ寺院はベネチアの守護聖人である聖マルコの遺骸をおさめるために9世紀に創建されたものだそうです。と言っても聖マルコがもともとベネチアに居た訳ではなく十字軍がエジプトのアレクサンドリアから遺体を持ってきた(盗み出してきた)そうで、、、昔は聖人の遺物(遺体や髪の毛やら持ち物やら)を崇拝する「聖遺物崇拝」なるものがあったそうです
入口の上のモザイク画、「聖マルコの遺体の引き取り」。福音書「マルコ伝」で有名なキリストの弟子のマルコです。さすがヴェネツィアこの大物が守護聖人です。もともとアレクサンドリアに埋葬されていたのを828年にエジプトから運ばれた聖マルコの遺体が安置されている (遺体を盗み出し、ここまで運んだ)時のドージェ(ヴェネツィアの首長)が聖マルコの遺体を引き取ったときの絵と言う訳です
6世紀頃に始まったゲルマン民族やフン族の侵入に伴って、湿地帯だったところに住民が避難して生活を始めたのがベネチアの始まりとされる。11世紀になると、アドリア海沿岸の海上防衛の代償として貿易特権を得たことや、その後の十字軍遠征、さらにはそれに伴うアジアとの貿易との拡大により東西貿易の基地として栄えた。ヴェネツィアは絶頂期を過ぎても18世紀末まで、なんと1000年間もの間、繁栄を維持した、したたかな都市国家でした。その政治的中枢がこのサンマルコ広場です。
記念写真を撮って、お腹が空いたので撮影会は一時終了。腹が減っては戦は出来ぬのでね
町を歩きながらよさそうなレストランを見つけることにしました。事前情報で「ベネチアはほっといても観光客があふれかえっていてお客さんが入ってくるからレストランのレベルは総じて低く、高くておいしくないレストランがほとんど」と聞いていました。おいしいお店もあるけど観光地価格と言う事なのでしょう。
ベネチアのように路地が入り組んでいる土地で地図を見ながらレストランを目指すのなんて不可能。かわいい路地をサンマルコ広場から1本路地に入っただけで雰囲気が全然違う、こんなロマンティックな町はウインドショッピングも楽しい
雰囲気がよさそうなレストラン発見!それに混んでいる!とりあえずお腹も空いた。レストランがあり過ぎて、、メニューに金額が書いてあるので入店決定
店内雰囲気良し、満員御礼、美味しいに違いないと期待に胸を膨ら益せたのですけど、、、
そして赤ワインで「新年明けましておめでとう~今年もよろしくお願いいたします」
パンが美味しく無い「パンのレベルと料理のレベルは比例する」塩っけが少ないパン文化だと思いますがね。無塩に近い。イカのフリット、揚げたてなのでまずくはないが美味しくは無い
ベネチアに来たらシーフードのパレードです。リゾットは美味しかったが量が少ない。前菜だからかかな?お米はアルデンテでした。スパゲッティは魚介のだしは効いている。しかしながら普通のパスタだった
ロブスターパスタを勧めてくるのでいおいくら?って聞いたら€25と。ロブスターは惨めなくらいの大きさで€25ならまぁ許せるがペスカトーレより若干大きめの海老のいいだしが出てはいたが普通。大好きなピザ。まさに子供だましのピザで焼き立てなので不味くは無いが美味しくは無い
味覚にはうるさい我が家であります。いまいちな味のお料理って何がどういまいちなのか?お店の雰囲気はよいのですけど、おなかも一杯になったしワインも飲んでいい気分でお会計を頼みました。レシートをみてびっくり、、、、
「€160だって!!不味くも美味しくも無い料理が!!」ぼそっと言って、カードを渡した夫。ハギー曰く「€160はおかしい。何がどうなると160になるの」5品頼んでないのに、こんなトラッテリアでなぜ160になるのだ。内訳をチェックするとロブスターパスタが€45と計上されておる。パパは値段交渉は苦手、私は日本語なら出来るが、ハギーが抗議した。ロブスターの値段が注文する時は€25、請求書は€45、お兄さんは€35と言う。どうやらロブスターには値はあって無い様な物らしい、、、身の少ないロブスターが結局€35に。適当な勘定でも観光客なら大丈夫」と言うゆる~い感じなんでしょうかね。観光地価格って怖いね。こんな事も思い出の一こまになるのでしょうけどね、、、!?
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