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目標値としての観光客数の限界
[カテゴリ: 観光地マーケティング » 目標設定編] エントリー: 2009-06-29
観光統計の整備が進むことによって、我が国でも、観光客数を、ちゃんとした単位に分けて把握する事が可能となってきています。
一方、近年の「計画」は、具体的な定量値を目標として掲げる事が多くなっています。これは、アメリカ型の計画モデルの影響だと思いますが、何かしらの目的に対して、何かしらの行動を行うのであれば、その行動の結果(アウトカム)として何がどの程度得られたのかを検証し、行動の修正などにつなげていくことが必要という考え方が背景にあります。そのためには、しっかり「測ることの出来る」もの、定量的なデータを目標として掲げるわけです。
例えば、ビジットジャパンキャンペーンでは、「2010年に訪日外国人旅行者数を1,000万人とする」というのが目標です。これによって、その目標に対して、現在、どの程度の進捗となっているのかが一発で解ります。従来は、単に「訪日外国人旅行者数の増大に取り組む」といった目標であった事を考えれば、このような目標を設定することの効果がとても大きいことが解るでしょう。
観光統計が整備され、各単位別の観光客数がわかるということは、観光計画、戦略において、その目標値、計画実施中の達成度を測る指標としてそれらを活用することが出来ると言うことになります。
ただ、ここで新たな課題も生じ始めてきています。観光客数が、果たして、地域での観光振興の「目的」に合致した指標なのか?という疑問です。
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